就活用語集

就活で頻出する用語を59語、カテゴリ別にまとめました。ES・SPI・OB訪問・オワハラなど、就活生が必ず出会う用語の意味を確認できます。

選考フロー

ES

イーエス

エントリーシート(Entry Sheet)の略。志望企業に応募する際に提出する書類で、自己PR・ガクチカ・志望動機などを記入する。

選考の最初の関門で、ここで落ちると面接に進めない。多くの企業がオンラインで提出を受け付ける。書類選考通過率は企業により10〜80%と幅広い。

ガクチカ

「学生時代に力を入れたこと」の略。ESや面接で必ず問われる項目で、結果よりプロセス(課題発見・行動・学び)が見られる。

STAR法(Situation/Task/Action/Result)の構成で語ると伝わりやすい。数字で示せる成果を含めると説得力が増す。

自己PR

じこピーアール

自分の強みを企業にアピールする項目。具体的なエピソードで強みを裏付けることが重要。

「コミュニケーション能力」「リーダーシップ」など抽象表現だけでは差別化できない。再現性のある強みを語ることがポイント。

志望動機

しぼうどうき

なぜその企業を志望するかを説明する項目。「自分の原体験 → 業界 → なぜ御社か」の3層で語ると説得力が出る。

Webテスト

ウェブテスト

オンラインで受検する適性検査の総称。SPI・玉手箱・TG-WEB・GAB・CABなど種類が多く、業界・企業によって採用するものが異なる。

言語・非言語・性格検査が標準。テストセンター受検と自宅Web受検がある。

SPI

エスピーアイ

リクルートが提供する適性検査。最も多くの企業で導入されており、新卒就活では事実上の必修テスト。

言語(語彙・読解)・非言語(数学・推論)・性格検査で構成。3年生の早い段階から対策を始めるのが望ましい。

玉手箱

たまてばこ

日本SHL社が提供するWebテスト。図表読み取り・四則逆算・係数計算などが特徴で、金融業界で多用される。

TG-WEB

ティージーウェブ

ヒューマネージ社のWebテスト。難問が多く専用対策が必須。コンサルティングファームや大手で採用されている。

GD

ジーディー

グループディスカッション(Group Discussion)の略。複数の学生でテーマについて議論し、選考評価を受ける形式。

論理的思考・協調性・リーダーシップ・議論への貢献度が見られる。1人で目立つより、チームで成果を出す姿勢が評価される。

ケース面接

ケースめんせつ

コンサルティングファームで実施される選考形式。ビジネス課題(売上向上・新規参入など)を制限時間内に分析・解決提案する。

前提確認 → 構造化 → 分析 → 結論の流れが基本。フェルミ推定が含まれることも多い。

フェルミ推定

フェルミすいてい

未知の数値を限られた情報から推定する手法。「日本のスマートフォン市場規模は?」など、コンサル選考で頻出。

分解 → 仮定 → 計算 → 検証の流れで解く。1問1〜3分が目安。

リクルーター

企業の採用活動の一環として学生と接触する社員。OB・OG訪問の延長で、実質的な選考の役割を持つことも。

メガバンク・大手商社・メーカーで重視される。リクルーター面談での印象が本選考の通過率に直結する。

面接フロー

めんせつフロー

ES提出から内定までの選考ステップの流れ。標準的には ES → Webテスト → 1次面接 → 2次面接 → 最終面接 → 内定。

リクルート面談

リクルートめんだん

リクルーターとの個別面談。表向きはカジュアルな情報交換だが、実際は選考の一部であることが多い。

内定・入社

内々定

ないないてい

正式な内定の前段階で、企業から非公式に内定の意思を伝えられる状態。経団連加盟企業のルールで4年生10月までは内々定の扱いになる。

オワハラ

「終われハラスメント」の略。企業が内定承諾と引き換えに、他社の選考を辞退するよう圧力をかける行為。違法ではないが問題視される。

内定承諾書

ないていしょうだくしょ

企業からの内定を受諾する意思を示す書類。法的拘束力は限定的だが、誠実な対応が求められる。

就職留年

しゅうしょくりゅうねん

希望する企業の内定が得られず、就活をやり直すために大学を1年延長すること。意図的に単位を残すケースもある。

新卒カード

しんそつカード

「新卒採用枠で応募できる権利」を指す通称。日本の労働市場で新卒一括採用が特殊な扱いを受けるため、強い武器とされる。

第二新卒

だいにしんそつ

新卒入社後、3年以内に転職する若手。新卒に近い扱いで採用されるケースが増えている。

インターン

サマーインターン

夏休み期間(7〜9月)に開催されるインターンシップ。1day・3days・5days・1ヶ月など期間は様々で、本選考の前哨戦として重要視される。

ウィンターインターン

冬休み期間(12〜1月)に開催されるインターンシップ。サマーインターンに参加できなかった学生が挽回するチャンス。

1day仕事体験

ワンデーしごとたいけん

1日のみの短期インターン。実務体験というより会社説明会+ワークショップの形式が多い。

早期選考

そうきせんこう

経団連の採用ルールより前に行われる選考。インターン経由の優秀層への内定出しや、外資系・ベンチャーの本選考開始など。

ジョブ

コンサルファームや外資系企業で実施される本選考型インターン。3〜5日間で実務に近い課題に取り組み、その成果が評価される。

企業研究

OB訪問

オービーほうもん

志望企業の社員(多くはOB・OG)に会い、仕事内容や企業文化について話を聞く活動。ESや面接の質を高めるために必須とされる。

1社あたり2〜3人、業界全体で15〜20人を目安に行うのが望ましい。

業界地図

ぎょうかいちず

各業界の主要プレイヤーと事業内容を一覧で整理した書籍。日経・東洋経済が毎年出版している。業界研究の最初の1冊として定番。

四季報

しきほう

東洋経済新報社が発行する企業情報誌。決算データ・事業内容・株価情報などが網羅されており、企業研究の必須ツール。

IR資料

アイアールしりょう

Investor Relations(投資家向け広報)資料。決算説明資料・有価証券報告書・統合報告書など、企業の戦略を深く知るために有用。

中期経営計画

ちゅうきけいえいけいかく

3〜5年単位での経営方針・目標を示す資料。志望企業が今後どこへ向かうかを把握できる。最終面接でよく問われる。

3C分析

スリーシーぶんせき

Customer(顧客)・Competitor(競合)・Company(自社)の3つの視点で企業や事業を分析するフレームワーク。志望動機の組み立てに有用。

SWOT分析

スウォットぶんせき

Strengths(強み)・Weaknesses(弱み)・Opportunities(機会)・Threats(脅威)の4軸で分析する手法。

業界用語

BtoB

ビートゥービー

Business to Business。企業向けにサービスを提供するビジネスモデル。総合商社・SIer・素材メーカーなどが代表例。

BtoC

ビートゥーシー

Business to Consumer。一般消費者向けにサービスを提供するビジネスモデル。食品・化粧品・家電・小売などが代表例。

DX

ディーエックス

Digital Transformation。デジタル技術を活用してビジネスモデル・業務プロセスを変革すること。多くの企業の経営課題。

GX

ジーエックス

Green Transformation。脱炭素・再生可能エネルギーへの転換による産業構造の変革。

ESG

イーエスジー

Environment(環境)・Social(社会)・Governance(企業統治)の頭文字。投資家が企業を評価する非財務指標として重要視されている。

SDGs

エスディージーズ

Sustainable Development Goals。国連が定めた持続可能な開発目標。企業の社会貢献活動の文脈でよく使われる。

MR

エムアール

Medical Representative(医薬情報担当者)。製薬会社が医療機関に医薬品情報を提供する営業職。

SIer

エスアイアー

System Integrator。企業向け業務システムの設計・開発・運用を一括して請け負うIT企業。NTTデータ・NRIなどが代表。

SaaS

サース

Software as a Service。インターネット経由で提供されるソフトウェア。月額課金(サブスクリプション)が主流。

面接テクニック

STAR法

スターほう

Situation(状況)・Task(課題)・Action(行動)・Result(結果)の順で経験を語る構成法。ガクチカや自己PRで頻用される。

PREP法

プレップほう

Point(結論)・Reason(理由)・Example(具体例)・Point(再結論)の順で話す構成法。論理的に伝えたい場面で有効。

MECE

ミーシー

Mutually Exclusive and Collectively Exhaustive。「漏れなくダブりなく」を意味するコンサル用語。論点を整理する際の基本原則。

深掘り質問

ふかぼりしつもん

回答に対して「なぜ?」「具体的には?」「結果は?」と追加で問われる質問。本質や具体性を確認するために行われる。

圧迫面接

あっぱくめんせつ

わざと厳しい質問や否定的な反応をすることで、ストレス耐性を測る面接手法。最近は減少傾向にある。

逆質問

ぎゃくしつもん

面接の終盤に、学生から面接官に対して質問する時間。志望度・コミュニケーション力・企業理解を見られる重要な評価項目。

オンライン面接

オンラインめんせつ

Zoom・Microsoft Teams・Google Meetなどを使って実施される面接。コロナ禍以降、1次・2次面接で標準化した。

キャリア

ジョブ型雇用

ジョブがたこよう

職務内容(ジョブディスクリプション)を明確にした雇用形態。専門性に応じて報酬が決まる。日系大手も導入を進めている。

メンバーシップ型雇用

メンバーシップがたこよう

従来の日本型雇用。会社のメンバーとして採用し、ジョブローテーションで様々な業務を経験させる方式。

総合職

そうごうしょく

幹部候補生として採用される職種。ジョブローテーションを通じて多様な業務を経験し、将来の管理職を目指す。

一般職

いっぱんしょく

定型業務を担う職種。総合職と比較して転勤が少なく、専門性を深める方向のキャリアが多い。

エリア総合職

エリアそうごうしょく

勤務地を限定した総合職。全国転勤がない代わりに、給与は総合職より低めに設定されている。

Up or Out

アップオアアウト

「昇進するか辞めるか」の意味。コンサルティングファームなどで採用される評価制度で、一定期間内に昇進できなければ退職を促される。

その他

学歴フィルター

がくれきフィルター

応募時点で大学名で選考通過を絞り込むこと。表向きはないとされるが、特定大学の学生のみが特別な選考に呼ばれるケースも。

サイレントお祈り

サイレントおいのり

選考結果の連絡が来ないまま不合格になっていること。連絡が来ない=落ちたと判断するのが通常。

お祈りメール

おいのりメール

選考の不合格通知。「貴殿の今後のご活躍をお祈り申し上げます」という決まり文句から名付けられた。

ガクチカ作問

ガクチカさくもん

ガクチカを意識して大学生活の活動を選ぶこと。本来の意図とは逆だが、就活市場では一般的になっている。

ES通過率

イーエスつうかりつ

提出したESのうち、書類選考を通過する割合。企業により10〜80%と差が大きい。人気企業ほど低い。

用語を覚えたら実践へ

企業別のAI模擬面接で、用語の意味を体感しながら練習できます。